インナーマッスルの治療

マエサン

2015年03月28日 20:16

患者様と話していて、「特に何もしていないけど痛い。」「捻ったわけでもないのに痛む。」と言われる方がいます。このような方の場合、日中の姿勢によって疲労が溜まっている場合があります。それは「インナーマッスル」から来る痛みだと考えられます。普段意識はしませんが、座っているだけでも筋肉は使われています。その時に働いているのがインナーマッスルです。以前からエクササイズやトレーニングでインナーマッスルの重要性を言われていますが、身体の症状(痛み、痺れ等)にもインナーマッスルが関係している、と考えています。

例えばデスクワークや長距離のドライブで座りっぱなしの姿勢から、立ち上がろうとした時に痛みを感じたりすることはありませんか?それはインナーマッスルから来ていることがあります。筋肉は伸縮する事で身体を動かしていますが、それと同時に筋肉自体の血流を保ち、栄養を吸収したり、疲労を取り除いたりしています。
体を動かしている状態ではアウターマッスル、インナーマッスル共に伸縮しているため、血流も維持されるので疲労も改善しやすい状態です。一方同じ姿勢を取っている状態は見た目、身体の動きがないため筋肉は働いていないように見えますが、姿勢を維持するために働いている筋肉があります。姿勢を維持する時に主に働いているのはインナーマッスルです。

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