2016年08月05日

野球肘(肘内側の痛み)

野球肘(肘内側の痛み)
夏休みに入って、S君(中学1年)の肘を治療している。

小学校でピッチャーをしていて、6年の頃から肘が痛くなる。

有名な〇〇クリニックで治療を受けて、4月に完治報告を受け、野球をしても良いと言われたが・・・
(写真はS君とは異なります。イメージです)

ボールを投げて痛みは無かったが、肘は伸びず(T_T)

最近、肘に痛みが出て来ての来院。


診察をすると、肘の後ろ側が腫れて肘頭が出ていない。肘も伸びずに、肘の内側上顆付近に痛みがある。


3回の治療で肘の腫れも引き始め、前腕や上腕の張も減ってきた。

ところが、8/4の練習でボールを投げている時に、右肘に違和感を感じて中止。

近所のロ〇ト整形に行ってX線を取ると、尺骨と上腕骨の間に凹みが出来ている(+_+)

病院は、「肘関節の軟骨損傷です。様子を見て良くならないようなら手術です。」との意見。


お母さんが、病院後に慌てて電話してきたが、私は「診察してみないと分からない」と伝えて8/5に来院してもらった。


診察すると、肘関節後方の腫れも軽減しているし、前腕と上腕の張も以前より良い。ただ一か所、上部橈尺関節に緊張が強い。

ここに緊張が強いと、腕の回内運動が上手くできない。

たぶん、この影響でボールを投げた時に右腕が内旋運動出来なかった為に違和感が出ていたんだと分かったので、上部橈尺関節と尺骨と上腕骨下部の関節を治療した。


治療後、タオルを持って投球動作をさせると痛みはない (^^)v


お母さんに、上記を確認してもらいながら説明すると納得。そして、「X線で見た肘軟骨の損傷は、いつ起こったのかは分からないが肘の状態を良くしておけば自然と治ると思います。」と伝えて、病院と併用を提案し、X線での検査を時々してもらうように伝えました。

治療の過程で痛い場所が変化するのは良くある事で、悪い事ではありません。逆に、治療が上手くいっている証拠ですので、不安な場合は見せて頂けると助かります。

また、野球肘など子供に対しての治療でも、1回で良くなるとは思わないでください。症状は同じ様でも、人それぞれ治るまでの期間は異なります。

また、成長期の子供は骨や筋肉が弱くなっているので、痛めやすいです。食事や休息(睡眠等)に気を付けてあげて下さい。


1か月後、きっと良い結果が見れますよ!

まえしろ鍼灸・整骨院 ℡:098-878-1331
浦添市内間2-6-22


同じカテゴリー(野球)の記事
HPを開設しました。
HPを開設しました。(2016-07-27 12:47)


この記事へのコメント
こんにちは、お世話になりました
おかげ様で長男坊は1ヶ月になりました(^-^)/
病院とヨガ、そして!!まえしろ整骨院のおかげで無事三人目授かりました★


先生方の親身な対応と治療、本当に有難うございました
また会える日を楽しみにしてます(*^◯^*)

次々とご懐妊のブログに驚きと先生方の活躍を感じます。
これからも、素敵な仕事頑張ってください★
応援してます(^-^)/
36歳 y (^_^)
Posted by y at 2016年08月10日 11:00
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。