2012年10月19日
関節痛(関節の痛みってどうなっているの?)
関節は基本的には左の絵のような構造です。いち部の関節には緩衝材として半月板や関節円盤が入っている物もありますが、これは上と下の骨の間に入ると思って下さい。
では、関節の何が痛むのか?
骨 ・・・ 骨折したときは痛みますが、関節の痛みとは異なるのではぶきます。
関節外靱帯 ・・・ 関節を補強するための物で捻挫などで不適切な動きが関節に起きたときに痛めます。
関節内靱帯 ・・・ 膝関節にあり、前十字、後十字靱帯と言われています。膝関節の前後のずれを防ぐためにあります。運動などで切れることもあります。
関節包 ・・・ 関節を包んでいる繊維膜。
滑膜 ・・・ 関節包の内側にあり、関節を満たしている滑液を分泌する。
関節包&滑膜は炎症が起こったときに関節内に滑液が増え、腫れることで痛みます。
関節軟骨 ・・・ 関節軟骨は硝子軟骨で出来ていて、神経、血管がありません。したがって痛みません。
筋肉 ・・・ 関節を動かすために多くの筋肉が関節を取り囲んでいます。この筋肉の緊張のバランスが悪くなるために動きに違和感が出たり、動かすときに痛みが出ます。
半月板 ・・・ 膝関節にあります。大きな膝の捻挫等で傷つけて痛みの原因になります。
この中で単発で痛みを出してることは少なく、複数が関係している事が多いです。
次回はなぜ痛みが起きるのかを考えたいと思います。
Posted by マエサン at 19:25│Comments(0)
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