2012年12月13日

脊柱管狭窄症、ヘルニア

脊柱管狭窄症、ヘルニア
当院に脊柱管狭窄症の患者さんが、わざわざ東京より治療の為に来院しています。

脊柱管狭窄症とは、脊髄の入っている背骨の中にある空洞にカルシウムなどが付着することで、背骨の空洞を狭め、脊髄神経を圧迫刺激することで腰痛や歩行障害(間欠性跛行)を起こします。

この患者さんも、腰痛、両下肢のしびれ、歩行障害と脊柱管狭窄症の典型的な症状で、MRIで撮影して確定診断を受けています。

現在、治療を初めて3週間が経過しましたが、かなり良好になっていますラブ

調子の良い日は、ほとんど症状も感じないほどで、調子が悪いときや疲れた時でも腰重感や足先に軽いしびれ感が出る程度までに回復しています。

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど、レントゲンやCT、MRIなどで確定診断を出しますが、はたして本当に確定診断なのか?

腰痛やしびれ感の有る患者さんをMRIで検査すれば半分以上の方に狭窄やヘルニアの所見が見られると言われています。しかし、実際に症状が出るのは、その1割未満と言われています。

その、1割未満の中でも本当に狭窄やヘルニアが原因で痛みやしびれが起きているのは、その中でも3割未満だと考えています。なぜなら、本当に狭窄やヘルニアが原因であれば、脊椎が動くと痛みやしびれが起きるはずです。しかし、現実には異なる方がほとんどです。

寝ている状態で両膝を曲げても下肢に痛みやしびれ感が増大しないなら、治療することでドンドン良くなると考えています。なぜなら、本当に脊柱管の狭窄やヘルニアで症状が出ているのなら、両膝を曲げることで骨盤が後屈し、脊椎も後屈するので、椎間板を押し出したり神経の出口を狭めたりするため、症状の悪化が見られるはずです。

また、「手術をしても症状が残る」のは他に原因が有るからなのです。

なぜ、このような事が起きるのか?

それは、お医者さんは「筋肉を理解していない」からです。その為に、写真で狭窄やヘルニアが見られると全て、それを原因にしてしまうのです。だから、「手術をしても・・・ぐすん」と言うことが起きるのです。

私は「筋肉を治療するプロです」痛みやしびれは筋肉が緊張することで起きるのがほとんどです。それを無視していくら狭窄やヘルニアを手術しても症状が残って当然なのです。

痛みやしびれで困っているぐすん患者さん、ぜひ当院でチャレンジしてみませんか?



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Posted by マエサン at 18:42│Comments(0)腰痛
 
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